子育て中・時短勤務「転職は難しいけど、このままでいいの?」
目次
キャリアカウンセリングでは、
「今すぐ転職したいわけではないけれど、このままでいいのか分からない」
というご相談を多くお受けしています。
今回はその中から、
子育て中・時短勤務で働く30代女性の事例をご紹介します。
ご相談者の背景
・30代
・正社員(時短勤務)
・事務系(PCによるデータ整理業務)
・入社7年目
・育休復帰から約2年
ご相談内容は、次のようなものでした。
「業務内容が自分には合わず、正直つまらない
でも、子育て中でお金のことを考えると転職は現実的じゃない
子どもが大きくなったら、副業を始めてみたい
できれば将来のキャリアにもつながるものがいい
このまま惰性で何十年も働き続けるのが不安」
「時短だからつまらない」のではなかった
お話を丁寧に伺っていくと、
ご本人の中では
「時短勤務だから物足りないのではない」
という自己分析がありました。
実際には、
・育休前から、業務のマンネリ感は続いていた
・新しい挑戦や試行錯誤がほとんどない
・時短=誰かの補助的な役割になりやすい
・自分で考えて展開していく余地が少ない
という構造的な要因が大きいことが見えてきました。
ここで大切なのは、
「自分がダメだから合わない」と結論づけないことです。
人間関係・環境への敏感さも、悩みを深くしていた
もう一つ大きかったのが、
職場の雰囲気や人間関係への影響の受けやすさでした。
・周囲のイライラを感じると、質問や相談を控えてしまう
・上下関係の強い1on1や面談が話しづらい
・管理職の発言が気になり、消耗する
ご本人は
「自分の受け取り方を変えないといけないのでは」と考え、
カウンセリングを受けてみるなど、すでに努力もされていました。
ここでは、
外的要因(環境)と内的要因(性格・特性)を切り分けて整理しました。
副業の悩みは「やりたいこと」ではなく「やりやすさ」から
副業についても、過去の経験がありました。
・プログラミングスクールへ申し込み
・毎週決まった時間にログインする形式が負担に
・育児なども重なり負担が大きく、挫折感が残った
ここで重要なのは、
「向いていない=能力がない」ではない、という点です。
この方は、
・決まった時間に縛られると負担が大きい
・試行錯誤しながら自分のペースで進めたい
といった働き方の相性が整理できました。
副業を考える際も、
「何が稼げるか」より
「今の生活と両立できるか」「続けやすいか」を重視する視点が重要です。
整理した結果、見えてきたこと
相談の終盤には、
・今は「辞める/続ける」の二択で考えなくていい
・副業は、将来のキャリア実験として少しずつ
・自分が無理しやすい環境・役割が明確になった
・仕事への不満=自分の問題ではない部分も多い
と、ご本人の表情がかなり柔らぎました。
「何をすればいいか」以上に、
「何に悩んでいたのかが分かった」ことが大きな変化でした。
キャリアカウンセリングが向いているケース
この事例のように、
・子育て中で、転職はまだ現実的でない/したいが進め方が分からない
・でもこのまま働き続けるのが不安
・副業や今後のキャリアを含めて整理したい
・気持ちと現実、両方を見てほしい
そんな方は、
キャリアカウンセリングを受けることで、整理しながら次の一手を踏み出すことができます。
まとめ:動けない時期も、キャリアの一部です
「今は大きく動けない」
それ自体が、ダメな状態ではありません。
むしろ、生活や心を守りながら、次の選択肢を静かに育てていく時期ということもあります。
一人で抱え込まず、
一度整理するところから始めてみませんか☺️
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